ia-cloud・Node-REDハンズオンワークショップの内容を紹介します

はじめまして、株式会社 ケー・ティー・システムの小原(@ryoichi_obara)と申します。普段は、ia-cloud・Node-REDハンズオンワークショップの講師の一人として登壇しています。今回はそのハンズオンの内容をかんたんに少しだけご紹介します。

Raspberry PiとNode-REDを使用したハンズオン

Raspberry Piとは?

Raspberry Pi (ラズベリー パイ)は、ARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータ。イギリスのラズベリーパイ財団によって開発されている。日本語では略称としてラズパイとも呼ばれる。

ia-cloudでは、このRaspberry PiとGrovePi+ボードを使用して、ハンズオンを行います。GrovePi+とはGrove規格のコネクタが接続できるボードであり、Groveとは半田付けやブレッドボードでの電子回路設計が不要で、簡単にセンサー接続できる規格です。つぎの写真がRaspberry PiとGrovePi+ボードにGroveセンサーを接続したものです。

Node-REDとは?

オープンソースで利用できるツールで、IoTやRaspberry Piなどと親和性が高いです。Node-REDはビジュアルプログラミングツールとも言われており、ブラウザ上にマウス操作で、箱と箱を線で繋ぐとプログラムとなり、データが流れていくイメージのものです。これにより、難しいプログラムを書くことなくアプリを作れます。次に示すものが実際の画面で作成した例です。

コンテンツとタイムテーブル

ある日のハンズオンのタイムテーブルを一例として紹介します。

10:00~10:30 ハンズオンワークショップの概要説明・オリエンテーション
10:30~11:00 Raspberry Piの立ち上げとNode-RED環境の基礎実習
11:00~12:00 IoTゲートウェイ(エッジ)アプリの作成演習
12:00~13:00 昼休み
13:00~14:30 ia-cloudへのデータ格納と確認
14:30~16:30 ダッシュボードによるデータ見える化アプリの作成演習
16:30~17:00 まとめと実現場でのデータ収集機器・他のクラウドサービスの紹介
17:00 終了

タイムテーブルからわかるとおり、ハンズオンではRaspberry PiやNode-REDの基礎から始めていきます。製造現場の方々は”現場のプロ”ですが、必ずしもITに精通しているわけではありません。そのため、こういった形を取ることが多くあります。また、ハンズオンではサブ講師として、サポートのためのメンバーを手厚く用意しているため、滞りなく進むことも我々の強みのひとつとなっています。

1日で基礎~クラウド~見える化まで

Raspberry Pi・Node-REDの基礎からクラウドへデータを送信・格納し、そこからデータを取り出してダッシュボード上にグラフを配置して、センサーデータの見える化までを1日で実施します。
非常に覚えるボリュームが多いように思えますが、難しいコマンドやプログラムが登場しない進め方になっているため「IoTで何ができるか」「現場に持ち帰ってどのような活用ができるか」という点を想像しながら、ハンズオンが進められます。

いかがでしたか?

ia-cloudでは、こういったハンズオンワークショップの要望を承っております。上記で紹介したタイムテーブルの他に、たとえば製造現場に特化したハンズオンワークショップなど、ハンズオンワークショップのカスタマイズも可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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